2015年12月30日水曜日

Good Luck Charm /グッドラック・チャーム





Good Luck Charm
グッドラック・チャーム

Don't want a four leaf clover
Don't want an old horse shoe
Want your kiss 'cos I just can't miss
With a good luck charm like you

* Come on and be my little good luck charm
Uh-huh-huh, you sweet delight
I want a good luck charm a-hangin' on my arm
To nave, to have, to hold, to hold tonight
Don't want a silver dollar
Rabbit's foot on a string
The happiness in your warm caress
No rabbit's foot can bring

* Repeat

If I found a lucky penny
I'd toss it across the bay
Your love is worth all the gold on earth
No wonder that I say

* Repeat







四つ葉のクローバーなんていらないし
古い蹄鉄もいらないけれど
君のキスが欲しいんだ、だって
君は大切な幸運のお守り

*さあ早く、僕のお守りになってくれ
Uh-huh-huh、可愛い人よ
腕にお守り代りの君をさげて歩きたい
今夜一緒に過ごして、抱きしめるために
1ドル銀貨なんていらないし
ウサギの足のお守りもいらないよ
その暖かな抱擁から得る喜びは
ウサギの足なんかじゃ得られない

*くり返し


61年12月の<好きにならずにいられない/ロカフラ・ベイビー>に続くシングル・リリースで、62年全米ヒットチャートナンバー1になったミデアム・アップエモーショナルなンパ<グッド・ラック・チャーム>はエルヴィス・プレスリーのやさしい表情が前面に出た曲です。

曲としてはいま聴くとそれほど特長がないようにも思えます。しかしこの時代はこんなポップなナンバーが全盛だったようです。

61年12月の<好きにならずにいられない>、62年には<ライオンは寝ている><愛さずにはいられない><ロコ・モーション><涙の紅バラ><悲しき慕情><シェリー>それにエルヴィスと映画共演が多かったシェリー・フェブレー<ジョニー・エンジェル>などが全米ナンバー1に輝いています。
これを見ても分かるようにメロディラインの美しいものが支持されていたようです。


アルバム「ポットラック」用に製作されたアーロン・シュローダーとウォーリー・ゴールド共作によるオリジナルである。60年代前半のエルヴイスらしい、抑え気味のポップなサウンド展開だ。


ハーモニー・ボーカルはゴードン・ストーカー。
61年10月15 日、16 日のナッシュヴイル・レコーデイング・パーソネルは、ギター/スコッティ・ムーア、ジエリー・ケネディ、ベース/ホブ・ムーア、ドラムス/D.J , フォンタナ、パデイ・ハーマン、ピアノ/フロイド・クレーマ一、サックス/ブーツ・ラング。

レコーディングに力をいれていた時期のおなじみのメンバーが脇を固めている。





ビートルズ、ビーチ・ボーイズ前夜、ロッケン屋総本家エルヴィスも控えめのミディアムテンポのポップなナンバーが中心。それにしてもエルヴィスはミディアム・テンポの時が一番いい声の味を出しているように思います。

エルヴィスが幸運のおまじないになるように願っています。




2015年7月26日日曜日

愛が住み家 / Home is where the heart is



Home is where the heart is
 / 愛が住み家


[Verse 1]
Home is where the heart is
And my heart is anywhere you are
Anywhere you are is home
I don't need a mansion on a hill
That overlooks the sea
Anywhere you're with me is home

[Pre-Chorus]
Maybe I'm a rolling stone
Who won't amount to much
But everything that I hold dear
Is close enough to touch

[Chorus]
For home is where the heart is
And my heart is anywhere you are
Anywhere you are is home

[Pre-Chorus]


[Chorus]




<Home is where the heart is>``` 愛が住み家は、映画「恋のKOパンチ」の挿入歌。
軍隊帰りの青年がひょんなことからプロボクサーになり、チャンピオンをめざす物語。

映画はリメークでオリジナルは原題の[Kid Galahad」。ギャング映画往年の大スター、ジェームス・ギャグニーが主演。エルヴィスはその役を務めています。



この映画の役どころは、金銭的、社会的な外的な評価を基準にした成功より人間的な内面の成功と愛を大事にする青年。少しスローペースです。そのあたりのキャラクターは、オープニングで歌われるビートの効いたテーマ曲<広い世界のチャンピオン>で本当のチャンピオンとはどういう人間をさすのか表現しています。

チャンピオンをめざすのも、自分の成功ではなく、世話になっているジムの危機を救うため。そしてジムのオーナーの妹との愛に殉ずるため。愛こそ住み家なのです。
個性的な生き方はかたつむりに似て魅力的。

挿入歌もメロディラインの美しい60年代のポップな曲が揃っているのが特長で、なかでも<アイ・ガット・ラッキー>と<愛が住み家>はシンプルだけど素敵な出来栄。魂で歌うエルヴィスが響きます。


Home is where the heart is
And my heart is anywhere you are
Anywhere you are is home



かたつむりは、自分と家とでかたつむり。
自分を抱えてマイペースのスローライフ。

 Home is where the heart is

 愛こそ住み家





2014年8月13日水曜日

夢の渚/FOLLOW THAT DREAM

夢の渚

FOLLOW THAT DREAM
映画「夢の渚」サウンドトラック

エルヴィス・プレスリー主演映画「夢の渚」はその原題「夢を追いかけよう(FOLLOW THAT DREAM)」と、随分意味が違う。「ブルー・ハワイ」の大当たりにひっかけて、「渚」があてられたのだろう。

エルヴィス・プレスリー主演映画「夢の渚」の1シーンそれにしても、その主題歌<夢の渚>は、素晴らしい歌詞だと思う。これを健康的な印象の強いエルヴィスが歌うのだから、はまりすぎて、地味な感じさえするが、要は聴く人の心によって違って聴こえる。

しかし、あるポリシーを持って暮らしている人、これからチャレンジしょうとする人には、励ましをともなって響いてくる歌でり、歌声である。






だからこそこの歌は響く。変われない人には変わっていいんだよと伝わってくる。

変わり続けようとする人には、止まらないで、追い続けようと励まし続ける。

団塊なんて本当はないし、ビートルズ世代というのも本当にはない。
みんなマスコミが見出しで作ったでっち上げた。
歴史に立ち会ってきた人ならみんな知っていることだ。

人はひとりづつ違う。だから素敵だ。
<夢の渚>は勇気をくれる歌詞に乗って夢を追うようなアップテンポで歌う。

FOLLOW THAT DREAM
どこからどこへ追いかけるのか?
 
自分は考えて考えて、答えを出す。
エルヴィスの声が背中を押す。
ゼロからゼロへひたすら追いかけるのだ。



あの夢を追いかけるのさ
ボクをどこへ導こうと
あの夢を追いかけて
求めていた愛を探すんだ

気持ちがソワソワしだしたら
それが旅立つ合図
心が疲れてしまったら
歌をうたえばいいけれど
夢がおいでと誘う時
することはたった一つだけ

あの夢を追いかけるのさ

君をどこへ導こうと
あの夢を追いかけて
求めてた愛を探すんだ

恋人を探すのさ
自由な心の持ち主を
一緒に夢を追ってくれる人を
その娘が見つかった時こそが
夢の答えなのかも知れないね

*2回くり返し

止まらないで、追い続けよう
止まらないで、追い続けよう

(川越由佳氏 翻訳)


自分の人生に自分を捧げて、自分の物語を生きる。
愛する人の人生に、自分を捧げて、二人の物語を生きる。

「荒野の七人」のスティブ・マックイーンのセリフ。
「裸でサボテンに飛び込んだ奴がいる。おもしろそうだと思ったからさ」

人生とはそんなものだと思う。

♪ あの夢を追いかけるのさ
  ボクをどこへ導こうと ♪
ボクをどこへ導こうと

♪ あの夢を追いかけるのさ
  君をどこっへ導こうと ♪
君をどこへ導こうと

そう、人生は予期せぬ出来事の連続。毎日が冒険。
毎日が同じ繰り返しなら人生はつまらない。
どんなに愛する生涯ひとりの人だって、毎日違う。
毎日新しい発見をしていれば、当然愛し方だって毎日違う。

結局は変化することを恐れることなく向かっていくしかない。
ハプニングの連続、驚きを楽しめることが、人生を楽しむコツともいえる。
とても気持よく、入道雲と青空の下で遊んでいた少年少女時代の空気を思い起こさせる。
人はどんなに年をとって本質的にはほとんど変わらないものだ。

思案しても、計画しても、運命のいたずらは出会いと出来事で、いつでも起こる。
一生懸命に取り組んでいることがマイナスの結果になることだってある。
そんなことは特別なことでなく普通に起こってくる。
でもそれは驚きではあっても、決して不幸なことでない。
きっと神様はどこかで見ている。

自分さがしっていうけれど、それも本当にはない。
やりたいことに向かって行動しているそのプロセスの中に本当の自分がいる。
言葉遊びはやめて、リアルを楽しもう。

「グレイスランド」のような出会いがあなたの身に起こる方法を考え行動する。
映画のようなことはありえないで片付けるのではなく、
それが素敵だと思ったら、自分の身に起こるように自分を捧げてみよう。

♪ Keep movin', move along
       止まらないで、追い続けよう ♪

「もうこの年だから・・・・」
「やってもムダだから・・・・」

そんな言い訳はやめて、夢を追いかけよう。


♪  恋人を探すのさ
   自由な心の持ち主を
   一緒に夢を追ってくれる人を
   その娘が見つかった時こそが
   夢の答えなのかも知れないね  ♪

「どうしたらいいのか」その答えは、
エルヴィスの夏を愛したあなたなら、きっと知っている。

♪ 夢がおいでと誘う時
   することはたった一つだけ
   あの夢を追いかけること。♪


エルヴィスを聴きながら
ワイワイ飲んで食べる会

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エルヴィスを聴きながらワイワイ飲んで食べる会

主催 愛ピのエルヴィス.プレスリー コレクション
司会 愛ピ
「エルヴィスについて語りたい」...
そんな欲求不満を一緒に爆発させましょう!

全国主要都市で 「エルヴィスを聴きながらワイワイ飲んで食べる会」を開催します。
イベント内容はシンプル、参加して、大いに飲んで食べて、思い切りエルヴィスを語るだけの自由なスタイル。
もちろんエルヴィス自身の歌声、映像がみなさんを励まします!
(パフォーマーなどのパフォーマンスはありません)特別ゲストはあなたの中のエルヴィスです。
あなたの心に住んでいるエルヴィスを出して挙げましょう!


1. 興味のある方は、 こちらからアンケートにお答えください。
2. アンケートを集計し、エリアごとに準備をします。
3.アンケートにご協力いただいた方を優先にメールをさしあげます。
4.満席になった場合は、その時点で締め切ります。
4.余裕があった場合は、一般に告知します。 
参加する・しないはご連絡メールで、
内容をご確認の上お決めください。


各地での1回の参加者数は、
声が聴こえる、笑顔が見える 10~20名さま前後、
ご予算は3500円前後を予定しています。

まずはアンケートにこちらからお答えください。

またご意見・ご希望などございましたら、 こちらにご記入ください。

知らぬ同士が小皿叩いて、
ハウンド・ドッグ~。

2011年11月15日火曜日

広い世界のチャンピオン / King Of The Whole Wide World



広い世界のチャンピオン / King Of The Whole Wide World

キング・オブ・ロックンロールがリングの王者に駆け上る無名のボクサーに扮した1962年公開された娯楽作品『恋のK.Oパンチ/Kid Garahad』の主題歌が<広い世界のチャンピオン>である。ビートに乗ってビブラートするのびのびとした声がとにかく爽快だ。本作以外にも<アイ・ガット・ラッキー><愛が住み家><虹に乗って><口笛吹いて>などメロディラインが美しい聞き飽きない佳作が並ぶ。

クランクインは1961年11月、同年ハリウッド・レディオ・レコーダースに於いて録音された。

ハリウッドの名優ジェームス・ギャグニー主演で制作された映画のリメイクで、随分キャラクターが違うので、エルヴィス用に大幅にアレンジされていると想像する。

貧乏な男は貝を欲しがり
金持ちの男は真珠を欲しがる
でもたとえ一文無しでも
明るく歌えるヤツこそ
この広い世界のチャンピオンなのさ

*さあ歌おうぜ
みんなで歌おうよ
だってたとえ一文無しでも
明るく歌えるヤツこそ
この広い世界のチャンピオンなのさ

金持ちの男はお姫さまを欲しがり
貧乏な男は普通の女の子を欲しがる
でもたとえ一文無しでも明るく歌えるヤツこそ
この広い世界のチャンピオンなのさ

*2回くり返し

貧乏な男は金持ちにあこがれ
金持ちの男は王様を夢見る
でもたとえ一文無しでも明るく歌えるヤツこそ
この広い世界のチャンピオンなのさ

*2回くり返し

この広い世界のチャンピオン
この広い世界のチャンピオン



A poor man wants the oyster
A rich man wants the pearl
But the man who can slng
When he hasn't got a thing
He's the king of the whole wide world

* Come on and sing
Sing brother sing
'Cause the man who can sing
When he hasn't got a thing
He's the king of the whole wide world

A rich man wants a princess
A poor man just wants a girl
But the man who can sing
When he hasn't got a thing
He's the king of the whole wide world

* Repeat 2 times

A poor man wants to be a rich man
A rich man wants to be a king
But the man who can sing
When he hasn't got a thing
He's the king of the whole wide world

* Repeat 2 times

Of the whole wide world Of the whole wide world

シングルカットされずにサントラ盤としてEP盤でリリースされたためにヒットチャートを駆け上らなかった<広い世界のチャンピオン>。それでもヒットチャート30位に達している。ブーツ・ランドルフのロックンロール、ノリノリ、サックスががっちりサポートするこの楽曲には、エルヴィス・プレスリーの本質が爆発している。

当時ビッグスターであるエルヴィスが歌ってもリアリティのない歌詞。それでもエルヴィスを知るほどに、エルヴィスが一番欲しかったのは、こういうことなんだろうと人々を十分すぎるほど説得力のある曲だ。

ありきたりな歌詞のように聴こえはしても、うわべで生きることを嫌うと、ありきたりを手にすることすら困難になる。歌とは裏腹にありきたりでないことを余儀無くされたキングがいる。人と違うことの誇りと孤独がビートに乗って大暴れする。

Come on and singの声が泣いている。ビートする声と一緒にたまっていた涙のしずくが飛散する。誰に向かってCome on and singと呼びかけているのか。少なくとも客席にいた自分には飛んできた。

切なさが響く。もっと叫べ。もっと叫べ。魂が聴こえる。貧乏の恐怖が身にしみ込んだ 金持ちの男は、たとえ一文無しでも明るく歌える「本物のキング」になりたかったのさ。

どんな状態でも判断と選択は自分に委ねられている。当時そこまで考えなかったが、いまなら分かる。分れば分るほど、この映画のオープニングに、エルヴィスの隣に座って乗っていける。

キング・オブ・ロックンロール、エルヴィス・プレスリーが遺した60年代の傑作のひとつ。エルヴィスのまなざしが光って色あせない。

キャムデン盤アルバム『カモン・エヴィリバディ』に再収録された。
2002年8月にリリースされた『Today,Tomorrow And Forever (Disc 2)』には興味深いテイク違いが収録されている。

2011年5月29日日曜日

口笛吹いてA / Whistling Tune



口笛吹いてA / Whistling Tune

< A Whistling Tune /口笛吹いて>は<スキヤキ/上を向いて歩こう>を思わせるような希望が聴こえてくる歌。アメリカはますます元気で、日本は高度成長期の昭和。「夢」が満ちていた時代で、自分はガンベルトに憧れるこどもだった。スクリーンに登場したエルヴィス・プレスリーもカウボーイ魂を持ったヒーローだった。

それにしても歌う姿がカッコいいと思ったものだ。女性にやさしく、悪には強い。そのカッコよさは、頭巾をとった快傑黒頭巾のようだった。「♪2丁拳銃~」・・・そうだ。僕は松島とも子が歌う<快傑黒頭巾の歌>を聴くといまでも涙ぐんでしまうのだ。

この歌を耳にした頃、僕の頭の中はキラキラしていた。その玉手箱のなかには<悲しき60才>とか、<上を向いて歩こう><見上げてごらん、夜の星を>も入っていた。その大半は商店街に響く音楽と通学路で見かけた映画館の週代わり3本立てを告知するポスターが侵入経路だった。エルヴィス・プレスリーの存在を知ったのも、風呂屋の前にあった新聞社の記事だった。通学路は最大のニュース番組のようだった。

商店街のスピーカーから流れてくる曲は、美空ひばりや坂本九が多く、無意識に玉手箱に侵入したのは、美しいメロディラインと軽快なリズム感がひとつにまとまったポップなバラードだったが、そのどれもがアメリカンポップスの洗礼を受けて出来た曲であることは明らかだ。

< A Whistling Tune /口笛吹いて>は、1962年8 月29 日に全米で公開されたフィル・カールソン監督のエルヴィス1 0作目目の主演映画『恋のKOパンチ』の挿入歌。ボクシングジムの利権をめぐるアクション・ストーリーで何度もリメイクされている作品。スパーリング・ボクサーからプロになり、勝ち続けるボクサーを演じる。エルヴィスが戦って得るのは恋する人の優しい心。

当初はエルヴィスらしさを強調した「リングでキッス」がタイトルで、レコードもすべて「リングでキッス」だったが、映画公開直前に『恋のKOパンチ』に改題された。撮影にあたってKOパンチをコーチしたのは、世界ジュニア・ウェルタ一級チャンピオンだったマシー・キャラハン。相手役には「ブルーハワイ」で共演したジョーン・ブラックマンと「荒野の七人」「大脱走」で売り出す前のチャールズ・ブロンソンがコーチ役で出演している。

ドラマをしっかり組み立てるために、挿入歌は6曲と少なめ。映画的にはこの程度が最適かと思うが、歌が聴きたい火には物足りないかも。なにしろ、MTVのない時代ですから。

ビートの効きまくりのテーマ曲<広い世界のチャンピオン/King Of The Whole Wide World >をハンバーガーとすれば、< This Is Living /これが暮らしだ>< Riding The Rainbow/虹に乗って>など、明るいポップスの佳作揃いの挿入歌はポテトとドリンクって感じかな。なかでも<Home Is Where The Heart Is /愛が住み家>は絶品。こういう歌がさりげなく登場する世の中は幸福だ。

「海を見下ろすような丘の屋敷なんかいらない、キミのいるところが住み家」と真摯な歌声のなかに漂うなんとも温かみのある声。
ビターなチョコレート味のR&B調とはまた違う、エルヴィスの独壇場とも言えるバニラ風味のバラードの調理が冴えに冴えてたまらない。お代りお願~い。

さらに「四つ葉のクローバーなんか見たこともなかった、幸せなんか縁がないと思っていたけれど、今は違う、僕はキミを見つけたんだ」と幸せな感情をミディアムテンポに乗せたツイスト・ナンバー< I Got Lucky /アイ・ガット・ラッキー>はサクサクとバターも効いたうさぎの絵模様のクッキーのようでこれには大満足!
後年、古い曲を集めた廉価版とは言えどアルバムタイトルにしたのも頷ける。幸せが空気に乗って運ばれてくるが目に浮かぶ。

2011年2月25日金曜日

ガール!ガール!ガール!/ Girls!Girls!Girls!



ガール!ガール!ガール!/ Girls!Girls!Girls!

1937年、これは、映画が音をもち始めた年です。そして1929年になると、映画は全篇に音をもった。オール・トーキーと呼ばれ、映画を意味する言葉にまりました。その頃の日本では、映画のことを活動と呼んでいました。

映画が音をもったことは、音楽映画の製作を盛んにし、歌う映画スターを育てることになりました。育てると云っても口で云う程生やさしいことではなく、既に歌手として人気のあるものを起用するようになりました。ルディ・ヴァレー、アル・ジョルソン、エセル・マーマン等が、音楽映画のスターとしてスクリーンで活躍しました。もちろんテレビのない時代のことです。

ビング・クロスビー、後年監督になったディック・ポウェル等が、歌う映画スターとして全盛期をつくります。映画で成功する人気歌手が、次々に現われると、人気歌手は、一応映画に出演するのが定石になりました。映画界でも彼らの人気に便乗してヒットを狙いました。両者の利益が合致したのです。

しかし、歌手として成功した人が必ずしも映画でも成功するとは限らなかったのです。2、3本の映画出演で、映画界に見きりをつける歌手、つけられる歌手、一回の出演で望みなしというケースもありました。

その中で1930年代にビング・クロスビー、1940年代でフランク・シナトラ、1950年代でエルビス・プレスリー、イヴ・モンタンが、映画界にとって大きな収穫でした。

クロスビーは、40年代に成って初めて彼の演技力が、表面に出てオスカーを獲得、シナトラも1950年代に成って演技的に開眼、アカデミー賞を獲得してました。

つまり天才でも、本格的映画スターに成る迄、10年の年月がかかったのです。
1956年にメジャーデビューし、映画初出演。世界を席巻したエルヴィス・プレスリーにとって、1960年軍隊生活を終えてカムバックしたエルヴィスには、入隊前の反逆児のイメージからイメージチェンジを図る上で映画は重要なステージでした。

顔、姿、声、そして性格----演技する時にはその人の持つすべてを利用してます。演技力不足な新人の間は特にそうです。

「せりふを云った経験は、正直な処ありません.」
エルヴィスのキャリアはそこから始まりました。全くの素人が最初から主役を務めたのです。
プロデューサーはエルヴィスが、無理をしなくもこなせる役柄を選びました。
そのおかげで、エルヴィス・プレスリーがエルヴィス・プレスリーでさえあれば、物語は用意できたのです。



しかし、そこには難しい問題が潜んでいたのです。

入隊までに出演した作品は四本あり、屈折した青年ばかりでした。
ところが、カムバック後は、がらりと変わります。
明るくたくましい青年像が次々と登場したのです。

実像とギャップがあるというか、もともとエルヴィスという人は二面性がくっきりした人でした。入隊前のエルヴィス映画はナイーブで暗いほうのエルヴィスでした。
しかし、除隊後は一転。
なかでも、「ブルー・ハワイ」はその典型でした。「ガール!ガール!ガール」は、「ブルー・ハワイ」同様、歌のタイトルを映画のタイトルにしたものです。

しかし、「ガール!ガール!ガール」では、思いがけず二面性の統合がなされていたのです。ご覧になると分かりますが、エルヴィスはすんなり演じています。映画スター、エルヴィスの可能性を示した作品だったのです。

それに気がついた人は少なかったと思います。歌の魅力が優っていたのです。「ガール!ガール!ガール」は挿入歌も脚本のひとつになっています。エルヴィス映画の本領を発揮した作品だったのです。

2011年2月22日火曜日

心のとどかぬラブレタ-/ Return to Sender



心のとどかぬラブレタ-/ Return to Sender

人は、恋しい人にふられたりすると、
失った虚しさから、いつの間にか自分を責めてしまいます。
責めは、自分の行動からはじまって性格、容姿、
これでもかという位に、際限なく続き
「自分いじめ」は広がり、孤独感はエスカレートします。

 もし、そんなことになったり、仕事で落ち込んだりしたときに
是非聴いてほしいのが
<心のとどかぬラブレター>です。


心のとどかぬラブレター

   送り主に返送
   送り主に返送

   郵便屋さんに手紙を渡し
   彼はそれを袋に入れた
   次の日の朝早く
   手紙は僕に戻ってきた
   彼女は封筒にこう書いた
   *「送り主に返送

   住所が不明です
   該当する番地なし
   該当する地域なし」
   僕達は口喧嘩
   恋人同士の罵りあいさ
   「ごめんね」って書いたのに
   手紙は戻ってくるばかり
   だからポストにいれて
   特別郵便で送ったよ
   でも次の日の朝早く
   手紙はそのまま戻ってきた
   彼女は封筒にこう書いた
 
   「送り主に返送
   住所が不明です
   宛先人が不明です
   該当する地域なし」
   今度は自分で持って行って
   彼女に手渡してくるさ
   それでも次の日に戻ってきたら
   僕にはようやく理解できるだろう
   彼女が封筒に書いた事の意味が

   *くり返し

   あ~あ、送り主に返送
   送り主に返送
   送り主に返送
   送り主に返送
 
  ★★★心のとどかぬラブレタ- 



自分の窮地を笑い飛ばすユーモアの素晴らしさ。
自虐趣味ではありません。
困ったときに自分の立場を笑い飛ばせるカッコよさにボクは惹かれたのです。
   
<心のとどかぬラブレター>が使われた映画「ガール!ガール!ガール!」の
主人公は、どんなことがあっても、自分を信じて、自分で切り開いていく自立心の持ち主。
<心のとどかぬラブレター>に脈々とながれている精神は、エルヴィス映画の精神です。


自分の幸福は自分でつかむ。
その精神があればアタックもこわくない。
失敗を恐れて、アタックに躊躇してしまうのは、
女のコに幸福してもらいたい魂胆の弱気虫。これでは逆玉のコシです!

結果的に叩きのめされたにしても、
恐れず、チャレンジしたことが自分の輝き。

いい加減な男は別だけど、ここには
自分の幸福も愛する人の幸福も、おれの手でゲットするぞって思いがあります。

自分を信じていない女性は遊び半分の 思いでどんどん迫るのを
真摯な思いと間違えてしまう傾向が強いのだから。

他愛のない映画と言うなかれ。
ツボを押さえたエルヴィス映画に勇気づけられた人は多いはず。

時代は明るくノー天気だった。
ベトナムの砲弾に吹っ飛んだその素晴らしさは、
日本のモチベーションを精一杯高くした原動力だった。