2011年2月22日火曜日

心のとどかぬラブレタ-/ Return to Sender



心のとどかぬラブレタ-/ Return to Sender

人は、恋しい人にふられたりすると、
失った虚しさから、いつの間にか自分を責めてしまいます。
責めは、自分の行動からはじまって性格、容姿、
これでもかという位に、際限なく続き
「自分いじめ」は広がり、孤独感はエスカレートします。

 もし、そんなことになったり、仕事で落ち込んだりしたときに
是非聴いてほしいのが
<心のとどかぬラブレター>です。


心のとどかぬラブレター

   送り主に返送
   送り主に返送

   郵便屋さんに手紙を渡し
   彼はそれを袋に入れた
   次の日の朝早く
   手紙は僕に戻ってきた
   彼女は封筒にこう書いた
   *「送り主に返送

   住所が不明です
   該当する番地なし
   該当する地域なし」
   僕達は口喧嘩
   恋人同士の罵りあいさ
   「ごめんね」って書いたのに
   手紙は戻ってくるばかり
   だからポストにいれて
   特別郵便で送ったよ
   でも次の日の朝早く
   手紙はそのまま戻ってきた
   彼女は封筒にこう書いた
 
   「送り主に返送
   住所が不明です
   宛先人が不明です
   該当する地域なし」
   今度は自分で持って行って
   彼女に手渡してくるさ
   それでも次の日に戻ってきたら
   僕にはようやく理解できるだろう
   彼女が封筒に書いた事の意味が

   *くり返し

   あ~あ、送り主に返送
   送り主に返送
   送り主に返送
   送り主に返送
 
  ★★★心のとどかぬラブレタ- 



自分の窮地を笑い飛ばすユーモアの素晴らしさ。
自虐趣味ではありません。
困ったときに自分の立場を笑い飛ばせるカッコよさにボクは惹かれたのです。
   
<心のとどかぬラブレター>が使われた映画「ガール!ガール!ガール!」の
主人公は、どんなことがあっても、自分を信じて、自分で切り開いていく自立心の持ち主。
<心のとどかぬラブレター>に脈々とながれている精神は、エルヴィス映画の精神です。


自分の幸福は自分でつかむ。
その精神があればアタックもこわくない。
失敗を恐れて、アタックに躊躇してしまうのは、
女のコに幸福してもらいたい魂胆の弱気虫。これでは逆玉のコシです!

結果的に叩きのめされたにしても、
恐れず、チャレンジしたことが自分の輝き。

いい加減な男は別だけど、ここには
自分の幸福も愛する人の幸福も、おれの手でゲットするぞって思いがあります。

自分を信じていない女性は遊び半分の 思いでどんどん迫るのを
真摯な思いと間違えてしまう傾向が強いのだから。

他愛のない映画と言うなかれ。
ツボを押さえたエルヴィス映画に勇気づけられた人は多いはず。

時代は明るくノー天気だった。
ベトナムの砲弾に吹っ飛んだその素晴らしさは、
日本のモチベーションを精一杯高くした原動力だった。

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